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22:小罪
2006-12-11 Mon 21:39

あ い た い 。


開いた唇は音を紡ぐ事なく ほんの少し空気を震わせた






敷かれた布団に顔を埋める。今まで感じた事なんてなかった、こんなに部屋が広いなんて。
物理的じゃない、寒さが襲ってきて…酷く、痛い。

そっと、内腿に手を伸ばして触れた。
見なくても解る。そこにある貴方が刻んでくれた真紅の華。
消えない刻印が羨ましくて、我侭を云ったの。
でも、貴方は苦笑して刻み込んでくれた。痛みと、貴方という存在。
どうしようもなく溢れた歓喜。…今でも思い出す。
こうやって触れるたびに甦る。


「……っ」

何度も口を開いて云いそうになるの。
弱いから、何度も何度も繰り返す。云っちゃいけない事なのに。



いま、なにをしていますか?
おれはあなたに…あいたいです

何度も洩らす 俺の小罪













『22:小罪』 in "A to ZⅡ"
配布元『鴉の鉤爪』


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