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水の鏡と…
2006-12-09 Sat 00:41

偶然か 必然か

それとも神の悪戯か…

はっきりしているのは一つだけ

今宵出逢った幼子が愛しいという事だけ…

【水の鏡と… 第一話】





雨の降る夜。
人通りの少ない通りの、更に人の少ない路地裏。
親父の付き合いでパーティーやら何やらに付き合わされてた俺は、早く帰りたい一心で近道だったココを通った。
バブル頃は盛況してたみたいだけど、今じゃ見かけるのは酔っ払いくらい。
そんなココには似合わない騒音。
思わず見に行ったのは偶然、それに魅せられたのは必然だったと思う。

息を潜めて、騒音のなる場所を覗き込んだ。
そして、息をのむ。だってソコはまさに地獄絵図だったんだから。
血に塗れて狂喜する化け物、血を浴びて呆然と佇む幼子、…その子の両親であっただろう二つの死体。

本能が叫んでた「逃げろ」と。
それとはまた別のものが叫んでた「助けろ」と。

二つがせめぎあって身体が動かない。
その時、なんとも似つかわしくない美しい歌声。
高く甘く、どこまでも澄んでいて、どこか艶やかな声。
言葉なんてなく、音の羅列なのに心が震える。

気付けば化け物は消えていた。
その代わりに、血溜りに倒れているあの子。
何かを考える前に、駆け寄っていた。

「おい、大丈夫か…っ?」

声をかければ、ゆったりと瞳が開く。
瞼の下には今日は一度も見れなかった、空があった。
その瞳はぼんやりと俺の目を見て、あの甘い声で小さく「night…?」と呟いた。
多分、俺の黒い目を見て、夜の意味でいったんだと思う。けど、俺には『knight』って聞こえたんだ。
だから、唯抱締めて俺が守ると誓った。


これが、俺と水鏡の始まり。





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水鏡とナイトの出会い編ですね。
当時水鏡は6歳、ナイトは18歳。やだ、犯罪…(*ノノ)(マテ
因みに、水鏡の能力の目覚めはこの時です。
両親が殺されて目覚めましたが、本人はまったく覚えてません。


それにしても、短いな(ぁ
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