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焼けつく喉の渇き
2007-05-04 Fri 18:43

渇く 痛いほど

水でなんかじゃ潤わない

焼け付くように喉が痛む



気怠げに閉じられている瞳。
苛ついたような手に鈍く光る銀糸を掴まれてようやく開く。
それでもまだゆったりとした動作。のんびりとタバコをくわえて、己の隣にいる男に火をつけさせ、深く深く煙を吸って肺を犯す。
髪を掴んだままの男は怒りのままに投げ飛ばす。
平均より高めの身長だが、華奢で軽い身体は易々と吹っ飛んだ。

「ガキが粋がってんじゃねぇよ!!」

勢いづいたのか勝者のような態度で見下ろす。
だけどやはり、焦った様子はなく吸った煙を吐はく。


   退屈に、喉が渇く

     渇きすぎて焼けつく

       あ あ 苛 々 す る


押し倒す鈍い音に、ジュッと焼ける音。

「あ”、あ”あ”ぁ”、ぁ”ぁ”ああ”あぁ”っ?!」

情けない悲鳴。
感慨を抱くわけでもなく、冷めた瞳で先ほどとは反対に見下ろす。

「ガキがなんだってんだよ?」

女のような綺麗な顔でまるで唇を重ねる瞬間のごとく綺麗に微笑み、拳を振り下ろした。








いつまでも消えない渇き。
喉が焼きついて、ひどく苦しい。
誰か、お願い・・・俺の渇きを満たして。


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