スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
妖艶
2007-07-30 Mon 23:47

少女はいつだって無邪気だ。
蝶のように愛らしく、花のように綻んで笑む。

けれど…ふいに見せる微笑。
それは…
蝶のように優美で、華のように匂いたつ妖艶。




蝶華の一粒種。当主のたった一人の娘にして、時期当主。
異質な生まれのせいで、「鬼の子」と呼ばれながらも、彼女は他者が押し黙ってしまうほどに愛らしかった。
英国人であった母親と同じ、淡い金糸に濡れたような翠の瞳。
その容貌と、辛い立場にいながらも穢れを知らぬ、その少女を密やかに「天使のようだ」と囁くものもいた。


「どれだけ蔑んでも、この子に惹きつけられるんだよ」

必然に、ね。
祖母に学園での他愛のない話しをしている愛娘を眺めながら、その彼女を虐げる己の一族に対して蔑むような笑みを浮かべる。
その笑みは妖艶で、若く見える出で立ちと相俟ってか、更に年を不詳にさせた。

「…父様?どうなされた」

ふと気付けば、不思議そうに自分を見つめている少女。
つい、己の思考に陥ってしまっていたようだ。

「なんでもないよ、槐。
…それより、最近はどう?」

彼と仲良くしている?
小首をかしげてそう尋ねれば、仄かに頬を染めて俯く。
「恋」という物に不慣れな彼女は、いつでも些細な事で赤くなる。

「…普通、なのじゃ」
「そう?………っ」

ふいに、見えた。自分の知らぬ顔。
思わず息がつまって、目が奪われる。

「…父様……?」
「あ…っ、なんでもないよ。
そっか、普通ね…普通!」

曖昧に笑って、やりながす。
そうして、もう遅いから寝なさい、と寝室へと押し込んだ。






少女は無邪気。
何も知らないで、愛らしく微笑む。

けれども、恋をしる少女は酷く…妖艶。
一瞬匂いたつ。本当にそれは一瞬。

僅かに濡れた大きな瞳がゆるく伏せられて、それに合わせて睫がふるりと揺れる。
白く滑らかで、血色のいい頬は更に赤く染まって。
薄い、けれど柔らかで薄桃色をした唇は誘うように小さく開かれている。
無意識に彼の人を想い、妖艶に笑む。















激しく意 味 不 明 … っ !
妖艶な槐をかきたいなーと思って撃沈でしたorz

スポンサーサイト
別窓 | 蝶華 槐 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
<<め組のひと | 千夜一夜 | ひみつ>>
この記事のコメント
槐は英国人のハーフだったのだな。
どうりで・・・金髪が綺麗だと思った。
(自分は染めてる人)

(こっから背後で)
そいえば槐ちゃんは時期当主、十虎は婿入りする事になるのでしょうかと考えてみたり。
駆け落ちしたりとかもロマンかも(妄想)

ちょこっと十虎が二人の話の内容に出てきていて、嬉しいような恥ずかしいような・・・不思議な感覚です。
そして恋する槐ちゃんが妙に可愛いですvv
私自身、本は読むのに書くほうは全然駄目なので(凹む)、
文体が精密で、凄いと思うですよ・・・。

ではでは~。

2007-08-03 Fri 11:58 | URL | 霧島 十虎 #-[ 編集] | top↑
綺麗…かのぅ?
ふふ、ありがとうじゃ///(てれてれ)
…む、十虎は染めておるのかぇ?
でも、妾は好きじゃがのぅ。十虎の髪の色。


『背後』
あ、そうですねー。
十虎君が良ければ、婿入りかなぁっと。
でも私も駆け落ちの方がすk(めきょ)
槐は十虎君にどこまでも付いて行きますので!(ぉぁ)

くすぐったいような…そんな感じですよね!
私も十虎君が槐の事を云うときそんな感じがします。
可愛いですか?ありがとうございますv
十虎君はむちゃくちゃカッコイイですよ!!(ぐぐっ)

文なんか書けなくても、絵がお上手じゃないですか♪
私はどっちも中途半端なので羨ましいです…・。

ではーノシ


2007-08-04 Sat 00:32 | URL | 蝶華 槐 #Ryjxzwls[ 編集] | top↑
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

| 千夜一夜 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。